簿記とエクセル:録太の新生活 4


◎表計算ソフトのエクセル

表計算ソフトは1979年に「ビジカルク(VisiCalc)」が発売され、「Lotus 1-2-3」や「マルチプラン」を経て今の「エクセル」に集約されてきたようです。
かなり長いお付き合いをしてきて、エクセルに感謝しています。そこで、経験によりますがエクセルを紹介します。
★データの取り方★
エクセルで扱えるデータは、「数値」、「論理値(True, False)」、「文字列」の3種類のようです。
数値の表示可能範囲は15桁までで、記号を付けることで数値の意味が変わります。
具体的には「+」が正数、「-」が負数、「.(ドット)」が小数点で、「,(カンマ)」が桁区切りなどです。
また、数値データには、日付や時刻、通貨、割合(%)などがあります。これは「表示形式」で識別しています。
例えば、「1/3」は日付、「:」は時刻、「 A」は午前(「10 A」=10:00 AM)、「()」はマイナスなどです。
ちなみに、「1/3」は「1月3日」ですが、「3分の一」のような文字列にしたいときは「'1/3」とシングルクオート(')を先頭に付けます。
後で出てきますが、「=1/3」と入力すると割り算と見なして「0.333…」と表示されます。
このようにセルに入力した場合は、入力の内容(値など)が表示形式(記号など)から始まればその形式で表示が変わります。
数値に半角の「/」を加えて入力すると、年月日要素と判断します。「2022/2」は入力した月と西暦年を表示します。
同様に「-」で区切る方法もあるようです。

ここで、カレンダーの仕組みを整理します。
現在は太陽暦で、地球が太陽の周りを1周する日数を1年とします。詳しくは、1太陽年=365.24219日のようです。
つまり、365日より約6時間ほど長いので、4年に一度うるう年を設けて差を調整します。
しかし、100年ほど経つと一日近くの不足が出ますので、100で割り切れる年はうるう年にしません。但し、400で割り切れる年はうるう年になります。
エクセルは、1900年1月1日の0時00分00秒を数値の「1.0」として1日ごとに1ずつ加算していきます。このように日付を数値で管理しています。
さらに、1日は24時間です。エクセルはその日の12時間経過後の正午(午後0時00分00秒)の時刻を「0.5」と小数点部分で計算して表示します。
これにより、2022年3月3日はエクセルには「44623」となります。この日の18時00分00秒は「44623.75」です。
ところでエクセルは、1901年の1月1日は「367」になっています。これは秘話らしいのですが、1900年をうるう年としたようです。


特別の入力
半角の「=」で始まると数式または関数によるセル参照と認識しているようです。
「=2022/2」は計算結果「1011」を表示します。
「月-西暦年」の表示にしたいなら「2022/2」の入力で、除算の計算なら「=2022/2」の入力ですね。
また、文字列と判断すれば左寄り、数値と判断すれば右詰めに表示します。
そして、通常のソフトで文字列はダブルクオート「"」やシングルクオート「'」で囲んで使いますが、エクセルはシングルクオート「'」を他の用途で使っています。
エクセルでは、セル又はセル範囲を参照することを「セル参照」といいます。
セル参照には、A1参照形式、R1C1参照形式、3-D参照形式の形式があります。ヘルプ「数式の概要」で説明されています。 特定のセル範囲を選んで名前を定義するとセル範囲に名前をつけることになり、名前で参照できます。 また、A1参照形式には、絶対参照(参照先を固定する)、相対参照、複合参照(絶対参照、相対参照の組み合わせ)があります。

※ご注意:表記の内容はエクセルのバージョンによって変わります。必ずご使用のバージョンで確認してください。


この企画の目標は、「家計簿をエクセルで実現しながら簿記を知ることができる」です。



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