コロナ感染レポートを終了します

 9月に入り、コロナ感染者数に大きな変化がありました。東京都の感染者は300万人を超え、大阪府も200万人を超えました。
 全国は、ついに2000万人を超えてしまいました。
 延べ人数なのですが、およそ人口の6分の1が感染したことになります。抵抗力は着いたのでしょうか。

 ところで、9月17日発表の世界の感染者・死者数を見ると、意外なことに気づきました。
 お隣り韓国の感染者と死者数を日本と比べると、はるかに国の違いが出ています。
 韓国の感染者は2435万9702人(世界で6番目に多い)、死者数は2万7782人です。死者率は0.001140です。
 日本は、感染者は2055万8655人(世界で9番目に多い)、死者数は4万3555人で、死者率は0.002174です。
 つまり、韓国は日本の死者率の半分で治まっているのです。なお、韓国の人口はおよそ5100万人です。
 最近、韓国の防衛産業の評価が世界的に高いという記事を見ましたが、関連や関係があるのでしょうか?

 今後はコロナ感染者の把握が簡素化されて流動的になります。それには賛否があります。
 医療保険との連携案が出てこないのが疑問ですが、当サイトとしてのデータを利用した内容は、大きな変化がない限りこれが最後になるでしょう。

大阪府の死者数の修正

 大阪府は6月28日に、92人の死者が漏れていたと発表しています。
 令和4年の1月から3月までの間に、コロナ感染で入院した人で、その後退院したのか不明の人が2000人居たそうです。
 その中から92人の死亡記録の漏れが見つかったようです。したがって、6月28日の死者数は前日の5114人から5206人になりました。
 以前から府内(市内かもしれませんが)の医療体制に疑問が感じられていました。断然多い大阪府の死者数はなぜ?
 以下は3大都市の今年(令和4年上期)の感染者数と死者数を示します。

今年の大都市

 この辺りで、全国におけるワクチン接種者が感染した割合などの結果を知りたいものです。再び感染者が増えて第7波の到来が懸念されています。皆さま、ご留意を願います。



新型コロナ感染者数を波別に見る

 第6波が収まったようです。医療関係者の皆様ありがとうございます。
 前回、1波から5波までと6波のみの感染者推移を見ました。今回は、3都市の値を波別に分けて見て対策が探れないか確認します。
 波の乗り替わり時期を月ごととして、4から5ケ月くらいの間隔で分けてみました。新聞報道による感染者数と死者数の累計を表にしてから、波の期間別の値にしました。 5波と6波は前回に準じています。

1波から3波

 エクセルのデータは、上段が累計で下段が波別ごとの値です。上の画像は1波から3波まで、下の画像は4波から6波までです。表示の発行日は新聞記事の日ですので前日の月末時点発表データになります。
 累計ではその時点の死者率を算出し、波別ごとでは感染者数と死者数について全国での割合と3都市別の死者率を算出しました。 そして、死者率が1%を超えるところは塗りつぶしました。

4波から6波

 令和2年2月に国内で初めて感染者の死者が出ました。同年4月に緊急事態宣言(1回目)を発動し、学校の休校などを経て5月25日に宣言は解除されました。翌年の初めに2回目を発動し、4月には3回目が発動されました。
 都市別にみますと、東京都では2波以降死者率が抑えられています。他方、大阪府は4波の死者数が(異常なくらい)少なく、5波6波では逆に多くの死者を出しています。  やはり、府の医療体制の疑問が生じます。愛知県は平均的な推移と見えます。
 なお、大阪府内の市町村別の死者数から原因を探ろうとしましたが、「市町村別死者数は公表していません」とのことでした。2022.6.10



新型コロナ感染者数から医療体制を見る

 国内で初めて新型コロナ感染者(外交官)が見つかったのは令和1(2019)年11月30日でした。
それから3年の先月22日(令和4(2022)年)の感染者数は、最近のオミクロン株での感染者数が最も少ない日です。
国は、3月22日からまんえん防止法を解除しました。これは(一応)第6波が収まったとされています。
医療関係者の皆様ありがとうございます。

そこで当サイトでは、第1〜5波、第6波および第1波から6波までの3期間の感染者数と死者数を見て特徴を考えます。
2021年12月6日までを第1〜5波、翌日から2022年3月22日までを第6波、全期間を第1〜6波としています。

新型コロナの推移
 第1波〜第5波第6波第1波から第6波
感染者数多い順1位東京都東京都東京都
感染者数多い順2位大阪府大阪府大阪府
感染者数多い順3位神奈川県神奈川県神奈川県
感染者数多い順4位埼玉県愛知県埼玉県
感染者数多い順5位愛知県埼玉県愛知県
感染者数多い順6位千葉県兵庫県千葉県
全国の感染者数172万8517人442万9113人615万7630人
死亡者数の多い順1位東京都大阪府大阪府
死亡者数の多い順2位大阪府東京都東京都
死亡者数の多い順3位北海道愛知県兵庫県
死亡者数の多い順4位兵庫県兵庫県神奈川県
死亡者数の多い順5位神奈川県神奈川県愛知県
死亡者数の多い順6位愛知県千葉県北海道
全国の死亡者数1万8373人8890人2万7263人
死亡率の高い順1位北海道高知県北海道
死亡率の高い順2位徳島県宮崎県兵庫県
死亡率の高い順3位福島県広島県高知県
死亡率の高い順4位兵庫県奈良県山口県
死亡率の高い順5位石川県鹿児島県福島県
死亡率の高い順6位山口県山口県大阪府
全国の死亡率(死亡者/感染者)0.0106290.0044280.002007

全国的には人口が多いほど感染者が増え、基礎疾患等で医療関係者のご尽力に叶わなく、死者が増えていったものです。
第6波の約4か月ほどは、第1波から第5波までの2年間の経験が生かされたものと考えます。
期間全体で見ると、第5波までは感染者割合が約3割で死者割合は約7割弱なのに、第6波は感染者が約7割と増えるが死者は約3割と抑えられています。

やはり人口が多いほど、人の動きが多いほど感染度合いは高まります。しかしよく見ると、死亡者の推移は異なる内容です。
人口が多い東京都と大阪府に注力し、比較してみます。
期間中の死者数が最も多いのが東京都でなく、大阪府であった。
これを全国値と比べてみよう。期間を第5波まで、第6波のみ、第1〜6の全期間の3つで見ると 全国の死者率が、1.06%、0.20%、0.44%で、 東京都は、0.82%、0.11%、0.34%なのに 大阪府は、1.50%、0.25%、0.59%と全国より高くて、都道府県で最も多い4498人の死者が出ている。 ちなみに愛知県は、1.08%、0.26%、0.49%である。 どうしてこのようになるのだろう。関係者のご苦労が報われていないのでしょうか。
参考までに世界の死者率は、1.97%(12月7日報道)、0.40%(計算)、1.29%(3月23日報道)、です。
これらから得られるのは、大阪府の医療体制が東京都や愛知県と異なるのではないかという疑問です。
一部に「偏っているのでは」という声も聞くが、国・自治体のみならず大阪府民もしっかり検証してもらいたい。

下図は、新聞報道から感染者数などを集計して算出し、第6波の値を抽出し並び替えたものです。

集計

※以上のデータは新聞報道の感染者数などをエクセルで計算して出しました。 よって、感染者数には都道府県外からの感染者が重複して計算されている可能性があります。 また、死亡率は死亡者数を感染者数で除したもで小数点表示です。
全国の数には、空港検疫での確認やダイヤモンド・プリンセスでの感染者も含まれています。

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