第6波が収まったようです。医療関係者の皆様ありがとうございます。
前回、1波から5波までと6波のみの感染者推移を見ました。今回は、3都市の値を波別に分けて見て対策が探れないか確認します。
波の乗り替わり時期を月ごととして、4から5ケ月くらいの間隔で分けてみました。新聞報道による感染者数と死者数の累計を表にしてから、波の期間別の値にしました。
5波と6波は前回に準じています。
エクセルのデータは、上段が累計で下段が波別ごとの値です。上の画像は1波から3波まで、下の画像は4波から6波までです。表示の発行日は新聞記事の日ですので前日の月末時点発表データになります。
累計ではその時点の死者率を算出し、波別ごとでは感染者数と死者数について全国での割合と3都市別の死者率を算出しました。
そして、死者率が1%を超えるところは塗りつぶしました。
令和2年2月に国内で初めて感染者の死者が出ました。同年4月に緊急事態宣言(1回目)を発動し、学校の休校などを経て5月25日に宣言は解除されました。翌年の初めに2回目を発動し、4月には3回目が発動されました。
都市別にみますと、東京都では2波以降死者率が抑えられています。他方、大阪府は4波の死者数が(異常なくらい)少なく、5波6波では逆に多くの死者を出しています。
やはり、府の医療体制の疑問が生じます。愛知県は平均的な推移と見えます。
なお、大阪府内の市町村別の死者数から原因を探ろうとしましたが、「市町村別死者数は公表していません」とのことでした。2022.6.10
国内で初めて新型コロナ感染者(外交官)が見つかったのは令和1(2019)年11月30日でした。
それから3年の先月22日(令和4(2022)年)の感染者数は、最近のオミクロン株での感染者数が最も少ない日です。
国は、3月22日からまんえん防止法を解除しました。これは(一応)第6波が収まったとされています。
医療関係者の皆様ありがとうございます。
そこで当サイトでは、第1〜5波、第6波および第1波から6波までの3期間の感染者数と死者数を見て特徴を考えます。
2021年12月6日までを第1〜5波、翌日から2022年3月22日までを第6波、全期間を第1〜6波としています。
第1波〜第5波 | 第6波 | 第1波から第6波 | |
感染者数多い順1位 | 東京都 | 東京都 | 東京都 |
感染者数多い順2位 | 大阪府 | 大阪府 | 大阪府 |
感染者数多い順3位 | 神奈川県 | 神奈川県 | 神奈川県 |
感染者数多い順4位 | 埼玉県 | 愛知県 | 埼玉県 |
感染者数多い順5位 | 愛知県 | 埼玉県 | 愛知県 |
感染者数多い順6位 | 千葉県 | 兵庫県 | 千葉県 |
全国の感染者数 | 172万8517人 | 442万9113人 | 615万7630人 |
死亡者数の多い順1位 | 東京都 | 大阪府 | 大阪府 |
死亡者数の多い順2位 | 大阪府 | 東京都 | 東京都 |
死亡者数の多い順3位 | 北海道 | 愛知県 | 兵庫県 |
死亡者数の多い順4位 | 兵庫県 | 兵庫県 | 神奈川県 |
死亡者数の多い順5位 | 神奈川県 | 神奈川県 | 愛知県 |
死亡者数の多い順6位 | 愛知県 | 千葉県 | 北海道 |
全国の死亡者数 | 1万8373人 | 8890人 | 2万7263人 |
死亡率の高い順1位 | 北海道 | 高知県 | 北海道 |
死亡率の高い順2位 | 徳島県 | 宮崎県 | 兵庫県 |
死亡率の高い順3位 | 福島県 | 広島県 | 高知県 |
死亡率の高い順4位 | 兵庫県 | 奈良県 | 山口県 |
死亡率の高い順5位 | 石川県 | 鹿児島県 | 福島県 |
死亡率の高い順6位 | 山口県 | 山口県 | 大阪府 |
全国の死亡率(死亡者/感染者) | 0.010629 | 0.004428 | 0.002007 |