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第1問(R4)
 インターネットヘの接続やデジタル機器同士のデータ交換の際に用いる無線通信
技術にはさまざまな種類があり、それぞれの特徴を理解する必要がある。
 無線通信技術に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選
べ。

a 無線LAN規格IEEE802.11nに対応する機器は、IEEE802.11acに対応する機
 器と通信が可能である。 
b 無線LAN規格IEEE802.11gに対応する機器は、5GHz帯を利用するので電
 子レンジなどの家電製品から電波干渉を受ける。
c Bluetoothに対応する機器は、周波数ホッピング機能により電子レンジなどの
 家電製品からの電波干渉を軽減できる。
d Bluetoothに対応する機器は、5GHz帯を利用するので電子レンジなどの家電
 製品から電波干渉を受ける。
e Bluetoothに対応する機器は、2.4GHz帯と5GHz帯を切り替えて通信を行う
 ことができるので、電子レンジなどの家電製品からの電波干渉を軽減できる。

[解答群]
ア aとc
イ aとe
ウ bとc
エ bとd
オ bとe

第2問(R4)
 ある値(value)を何らかのキー(key)を付けて記憶するデータ構造は、さまざま
なプログラミング言語で利用可能である。
 Pythonにおいては、辞書(dictionary)と呼ばれるデータ型が組み込まれてい
る。辞書は、「キー:値」という形のペアの集合であり、
   {キー1:値1,キー2:値2,…,キーn:値n}
のように、「キー:値」の各ペアをカンマで区切り、{}で囲むことで定義できる。
例えば、
   mis={"科目名":"経営情報システム","試験時間":"60分"}
として辞書misを定義でき、mis["科目名"]でキー"科目名"に対応する値である
"経営情報システム"を、また、mis["試験時間"]でキー"試験時間"に対応する値で
ある"60分"を参照することができる。なお、次のように、値には辞書型のデータ
も指定することができる。
   employee={"E001":{"氏名":"中小太郎","部門":"財務部"},
         "E002":{"氏名":"診断次郎","部門":"総務部"}}
この場合、employee["E001"]["氏名"]で"中小太郎"を参照することができる。

 いま、次のようにexamを定義するとき、値の参照に関する記述として、最も不
適切なものを下記の解答群から選べ。 
  exam={
    "A":{"科目名":"科目A","試験時間":"60分","配点":"100点"},
    "B":("科目名":"科目B","試験時間":"60分","配点":"100点"},
    "C":{"科目名":"科目C","試験時間":"90分","配点":"100点"},
    "D":{"科目名":"科目D","試験時間":"90分"},
    "E":{"科目名":"科目E","試験時間":"60分","配点":"100点"},
    "F":{"科目名":"科目F","試験時間":"60分","配点":"100点"}, 
    "G":{"科目名":"科目G","試験時間":"90分"} 
  }
[解答群]
ア exam["A"]["試験時間"]の値とexam["B"]["試験時間"]の値は等しい。
イ exam["C"]["配点"]の値は、"100点"である。
ウ exam["D"]に、キー"配点"は存在しない。
エ exam["E"]["試験時間"]の値とexam["G"]["試験時間"]の値は等しい。
オ exam["F"]["科目名"]の値は、"科目F"である。

第3問(R4)
 プログラミング言語には多くの種類があり、目的に応じて適切な選択を行う必要
がある。
 プログラミング言語に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア JavaScriptはJavaのサブセットであり、HTMLファイルの中で記述され、動
 的なWebページを作成するために用いられる。
イ Perlは日本人が開発したオブジェクト指向言語であり、国際規格として承認
 されている。
ウ PythonはLISPと互換性があり、機械学習などのモジュールが充実している。
エ Rは統計解析向けのプログラミング言語であり、オープンソースとして提供さ
 れている。
オ Rubyはビジュアルプログラミング言語であり、ノーコードでアプリケーショ
 ンソフトウェアを開発することができる。

第4問(R4)
 データを格納する考え方としてデータレイクが注目されている。データレイクに
関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 組織内で運用される複数のリレーショナルデータベースからデータを集めて格
 納する。
イ 組織内の構造化されたデータや、IoT機器やSNSなどからの構造化されてい
 ないデータをそのままの形式で格納する。
ウ データウェアハウスから特定の用途に必要なデータを抽出し、キー・バリュー
 型の形式で格納する。
エ データ利用や分析に適したスキーマをあらかじめ定義して、その形式にした
 がってデータを格納する。
オ テキスト形式のデータと画像・音声・動画などのバイナリ形式のデータをそれ
 ぞれ加工し、構造化したうえで格納する。 

第5問(R4)
 「アルバイト担当者」表から電話番号が「03-3」から始まる担当者を探すために
SQL文を用いる。以下のSQL文の空欄に指定する文字列として、最も適切なもの
を下記の解答群から選べ。なお、電話番号は「アルバイト担当者」表の「電話番号」列
に格納されているものとする。

 SELECT * FROM アルバイト担当者 WHERE □   □;

[解答群]
ア LIKE 電話番号 '= 03-3%'
イ LIKE 電話番号 = '03-3%'
ウ 電話番号 = 'LIKE 03-3%'
エ 電話番号 'LOKE 03-3%'
オ 電話番号 LIKE '03-3%'

第6問(R4)
 コンピュータ内で特定のファイルの所在を表す際に相対パスが用いられる。相対
パスに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 親ディレクトリから対象ファイルに至るパスである。
イ 仮想ディレクトリから対象ファイルに至るパスである。
ウ カレントディレクトから対象ファイルに至るパスである。
エ ホームディレクトリから対象ファイルに至るパスである。
オ ルートディレクトリから対象ファイルに至るパスである。

第7問(R4)
 ネットワーク上では多様な通信プロトコルが用いられている。通信プロトコルに
関する記述とその用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選
べ。

@ WebブラウザとWebサーバ間でデータを送受信する際に用いられる。
A 電子メールクライアントソフトが、メールサーバに保存されている電子メール
 を取得する際に用いられる。
B 電子メールの送受信において、テキストとともに画像・音声・動画などのデー
 タを扱う際に用いられる。
C クライアントとサーバ間で送受信されるデータを暗号化する際に用いられる。

[解答群]
ア @:HTTP  A:POP3  B:MIME  C:SSL/TLS
イ @:HTTP  A:SMTP  B:IMAP  C:UDP
ウ @:NTP   A:POP3  B:IMAP  C:UDP
エ @:NTP   A:POP3  B:MIME  C:UDP
オ @:NTP   A:SMTP  B:IMAP  C:SSL/TLS

第8問(R4)
 IPアドレスやドメインに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア DHCPは、ネットワークに接続するノードヘのIPアドレスの割り当てを自動
 的に行うプロトコルであり、サブネットマスクやデフォルトゲートウェイのアド
 レスは自動設定できない。
イ IPv4とIPv6の間には互換性があるので、IPv4アドレスを割り当てられた機
 器とIPv6アドレスを割り当てられた機器は直接通信できる。
ウ NATは、ドメイン名とIPアドレスを動的に対応づけるシステムである。
エ トップレベルドメインは、分野別トップレベルドメイン(gTLD)と国別トップ
 レベルドメイン(ccTLD)に大別される。
オ ルータの持つDNS機能によって、LAN内の機器に割り当てられたプライ
 ベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換し、インターネットヘのアク
 セスが可能になる。

第9問(R4)
 経済産業省が2021年8月に公表した「DXレポート2.1」(DXレポート2追補版)
では、デジタル変革後の新たな産業の姿やその中での企業の姿が提示されている。
デジタル社会の実現に必要となる機能を社会にもたらすのがデジタル産業であると
している。
 「DXレポート2.1」におけるデジタル産業を構成する企業の類型として、最も不
適切なものはどれか。

ア DXに必要な技術を提供するパートナー
イ 企業の変革を共に推進するパートナー
ウ 共通プラットフォームの提供主体
エ 新ビジネス・サービスの提供主体
オ デジタル化を外部委託してコスト削減を図る企業群

第10問(R4)
 中小企業においても、オープンデータの活用は競争力向上の重要な要因となり得
る。オープンデータに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 売上データや人流データなどに匿名加工を施したうえで第三者に販売される
 データ。
イ 行政の透明化を図るために、条例に基づいて住民からの公開請求の手続きによ
 り住民に公開されるデータ。
ウ 公開の有無にかかわらず、OpenDocumentフォーマットで保管されるデータ。
エ 政府や企業が公式に発表する統計データや決算データではなく、インターネッ
 トのログやSNSの投稿などから得られるデータ。
オ 二次利用が可能な利用ルールが適用され、機械判読に適し、無償で利用できる
 形で公開されるデータ。

第11問(R4)
 製品修理を専門に行う中小企業がある。下図は、この企業の修理業務の一部を
UMLのクラス図として描いたものである。この図の解釈として、最も適切なもの
を下記の解答群から選べ。
mon11
[解答群]
ア いずれの従業員も、少なくとも1つ以上の修理を担当する。
イ いずれの従業員も、複数の修理を担当することは許されない。
ウ 各修理に対して、担当する従業員は1人以上である。
エ 各修理に対して、担当する従業員は必ず1人である。
オ 担当する従業員が存在しない修理もあり得る。

第12問(R4)
 企業は環境変化に対応するために、コンピュータシステムの処理能力を弾力的に
増減させたり、より処理能力の高いシステムに移行させたりする必要がある。
 以下の記述のうち、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。 

a システムを構成するサーバの台数を増やすことでシステム全体の処理能力を高
 めることを、スケールアウトという。
b システムを構成するサーバを高性能なものに取り替えることでシステム全体の
 処理能力を高めることを、スケールアップという。
c 既存のハードウェアやソフトウェアを同等のシステム基盤へと移すことを、リ
 ファクタリングという。
d パッケージソフトウェアを新しいバージョンに移行する時などに行われ、デー
 タやファイルを別の形式に変換することを、リフト&シフトという。
e 情報システムをクラウドに移行する手法の1つで、既存のシステムをそのまま
 クラウドに移し、漸進的にクラウド環境に最適化していく方法を、コンバージョ
 ンという。

[解答群]
ア aとb
イ aとe
ウ bとc
エ cとd
オ dとe

第13問(R4)
 システム開発の方法論は多様である。システム開発に関する記述として、最も適
切なものはどれか。

ア DevOpsは、開発側と運用側とが密接に連携して、システムの導入や更新を柔
 軟かつ迅速に行う開発の方法論である。
イ XPは、開発の基幹手法としてペアプログラミングを用いる方法論であり、
 ウォーターフォール型開発を改善したものである。
ウ ウォーターフォール型開発は、全体的なモデルを作成した上で、ユーザにとっ
 て価値ある機能のまとまりを単位として、計画、設計、構築を繰り返す方法論で
 ある。
エ スクラムは、動いているシステムを壊さずに、ソフトウェアを高速に、着実
 に、自動的に機能を増幅させ、本番環境にリリース可能な状態にする方法論であ
 る。
オ フィーチャ駆動開発は、開発工程を上流工程から下流工程へと順次移行し、後
 戻りはシステムの完成後にのみ許される方法論である。

第14問(R4)
 情報システムにおいてデータベースは要となるものである。データベースに関す
る記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

a リポジトリとは、データベース全体の構造や仕様を定義したものであり、外
 部・概念・内部の三層構造で捉える。
b NoSQLとは、DBMSが管理するデータ・利用者・プログラムに関する情報や
 これらの間の関係を保存したデータベースである。
c ロールフォワードとは、データベースシステムなどに障害が発生した時に、更
 新前のトランザクションログを使ってトランザクション実行前の状態に復元する
 処理である。 
d カラムナー(列指向)データベースは、列方向のデータの高速な取得に向けて最
 適化されているので、大量の行に対する少数の列方向の集計を効率化できる。
e インメモリデータベースは、データを全てメインメモリ上に格納する方式で構
 築されたデータベースであり、ディスクにアクセスする必要がないので、応答時
 間を最小限にすることが可能になる。

[解答群]
ア aとb
イ aとe
ウ bとc
エ cとd
オ dとe

第15問(R4)
 機械学習の手法に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から
選べ。

a クラスタリングはカテゴリ型変数を予測する手法であり、教師あり学習に含ま
 れる。
b クラスタリングはデータをグループに分ける手法であり、教師なし学習に含ま
 れる。
c 分類はカテゴリ型変数を予測する手法であり、教師あり学習に含まれる。
d 分類はデータをグループに分ける手法であり、教師あり学習に含まれる。
e 回帰はデータをグループに分ける手法であり、教師なし学習に含まれる。

[解答群]
ア aとd
イ aとe
ウ bとc
エ bとd
オ cとe

第16問(R4)
 パスワードを適切に設定して管理することは、ネットワーク社会でセキュリティ
を守るための基本である。
 総務省は、「IDとパスワードの設定と管理のあり方(国民のための情報セキュリ
ティサイト)」でパスワードの設定と管理についての留意点をあげている。パスワー
ドの漏洩ろうえいリスクを低減するための個人や組織の対策として、最も不適切なものはど
れか。

ア アカウントの乗っ取りやパスワード流出の事実がなくとも、管理者がユーザに
 パスワードの定期的変更を要求すること。
イ パスワードのメモをディスプレイなど他人の目に触れる場所に貼ったりしない
 こと。 
ウ パスワードを電子メールでやりとりしないこと。
エ パスワードを複数のサービスで使い回さないこと。
オ やむを得ずパスワードをメモなどに記載した場合は、鍵のかかる机や金庫など
 安全な方法で保管すること。

第17問(R4)
 情報セキュリティマネジメントにおいては、情報セキュリティリスクアセスメン
トの結果に基づいて、リスク対応のプロセスを決定する必要がある。
 リスク対応に関する記述とその用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記
の解答群から選べ。

a リスクを伴う活動の停止やリスク要因の根本的排除により、当該リスクが発生
 しない状態にする。
b リスク要因の予防や被害拡大防止措置を講じることにより、当該リスクの発生
 確率や損失を減じる。
c リスクが受容可能な場合や対策費用が損害額を上回るような場合には、あえて
 何も対策を講じない。
d 保険に加入したり、業務をアウトソーシングするなどして、他者との間でリス
 クを分散する。

[解答群]
ア a:リスク移転  b:リスク低減  c:リスク回避  d:リスク保有
イ a:リスク移転  b:リスク保有  c:リスク回避  d:リスク低減
ウ a:リスク回避  b:リスク移転  c:リスク保有  d:リスク低減
エ a:リスク回避  b:リスク低減  c:リスク保有  d:リスク移転
オ a:リスク低減  b:リスク回避  c:リスク移転  d:リスク保有

第18問(R4)
 ITサービスマネジメントとは、ITサービス提供者が、提供するITサービスを
効率的かつ効果的に運営管理するための枠組みである。
 ITサービスマネジメントに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア COSOは、ITサービスマネジメントのベストプラクティス集である。
イ ITサービスマネジメントシステムの構築に経営者が深く関与することは、避
 けた方が良い。
ウ ITサービスマネジメントシステムの認証を受けるとPマークを取得できる。
エ ITサービスマネジメントにおけるインシデントとは、顧客情報の流出によっ
 てセキュリティ上の脅威となる事象のことをいう。
オ SLAは、サービス内容およびサービス目標値に関するサービス提供者と顧客
 間の合意である。

第19問(R4)
 中小企業A社では、基幹業務系システムの刷新プロジェクトを進めている。先月
のプロジェクト会議で、PV(出来高計画値)が1,200万円、AC(コスト実績値)が
800万円、EV(出来高実績値)が600万円であることが報告された。
 このとき、コスト効率指数(CPI)とスケジュール効率指数(SPI)に関する記述と
して、最も適切なものはどれか。

ア CPIは0.50であり、SPIは0.67である。
イ CPIは0.50であり、SPIは0.75である。
ウ CPIは0.67であり、SPIは0.50である。
エ CPIは0.67であり、SPIは0.75である。
オ CPIは0.75であり、SPIは0.50である。

第20問(R4)
 デジタル署名に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選
べ。

a 送信者のなりすましを防ぎ、本人が送信したメッセージであることを証明でき
 る。
b 送信されたメッセージが改変(改ざん)されていないことを検知できる。
c 送信されたメッセージが傍受(盗聴)されていないことを証明できる。
d 送信者はメッセージのダイジェストを公開鍵で暗号化し、受信者は秘密鍵で復
 号する。 
c 電子証明書は、秘密鍵の所有者を証明するものである。

[解答群]
ア aとb
イ aとe
ウ bとc
エ cとd
オ dとe

第21問(R4)
 情報システムの信頼性や性能を正しく評価することは重要である。情報システム
の評価に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

a 可用性とは、高い稼働率を維持できることを意味し、ターンアラウンドタイム
 で測定する。
b 完全性とは、データが矛盾を起こさずに一貫性を保っていることを意味する。
c スループットとは、単位時間当たりに処理できる処理件数を意味する。
d レスポンスタイムとは、システムに処理要求を送ってから結果の出力が終了す
 るまでの時間を意味する。
e RASISとは、可用性・完全性・機密性の3つを指している。

[解答群]
ア aとd
イ aとe
ウ bとc
エ bとd
オ cとe

第22問(R4)
 情報システムを利用するには、ハードウェアやソフトウェアを何らかの形で準備
する必要がある。
 コンピュータ資源の利用の仕方に関する記述として、最も適切な組み合わせを下
記の解答群から選べ。

a クラウドコンピューティングとは、データやアプリケーションなどのコン
 ピュータ資源をネットワーク経由で利用する仕組みのことである。
b CaaS(Cloud as a Servicc)とは、クラウドサービスの類型の1つで、クラウド
 上で他のクラウドサービスを提供するハイブリッド型を指す。
c ホスティングとは、データセンターが提供するサービスの1つで、ユーザは
 サーバなどの必要な機器を用意して設置し、遠隔から利用する。
d ハウジングとは、データセンターが提供するサービスの1つで、事業者が提供
 するサーバを借りて遠隔から利用する。
e コロケーションとは、サーバを意識せずにシステムを構築・運用するという考
え方に基づいており、システムの実行時間に応じて課金される。

[解答群]
ア aとb
イ aとe
ウ bとc
エ cとd
オ dとe

第23問(R4)
 統計的仮説検定に関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から
選べ。 

a 第1種の過誤とは、帰無仮説が真であるにもかかわらず帰無仮説を棄却してし
 まう誤りをいう。
b 第1種の過誤とは、帰無仮説が偽であるにもかかわらず帰無仮説を採択してし
 まう誤りをいう。
c 第2種の過誤とは、帰無仮説が偽であるにもかかわらず帰無仮説を採択してし
 まう誤りをいう。
d 第2種の過誤とは、帰無仮説が真であるにもかかわらず帰無仮説を棄却してし
 まう誤りをいう。
e 有意水準(危険率)とは、第1種の過誤を犯す確率のことである。
f 有意水準(危険率)とは、第2種の過誤を犯す確率のことである。
g 検定力(検出力)とは、第1種の過誤を犯す確率のことである。 

[解答群]
ア aとcとe
イ aとcとf
ウ aとfとg
エ bとdとe
オ bとdとg

第24問(R4)
 200人が受験した試験結果から10人の得点を無作為に抽出して並べ替えたとこ
ろ、以下のとおりであった。

 点推定による母平均と母分散の推定値に関する記述として、最も適切なものはど
れか。なお、母分散の推定には不偏分散を用いることとする。

ア 母平均の推定値は6.0であり、母分散の推定値は6.5である。
イ 母平均の推定値は6.0であり、母分散の推定値は7.2である。
ウ 母平均の推定値は6.0であり、母分散の推定値は8.0である。
エ 母平均の推定値は6.7であり、母分散の推定値は7.2である。
オ 母平均の推定値は6.7であり、母分散の推定値は8.5である。

第25問(R4)
 ブロックチェーン技術に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア NFT(Non―Fungible Token)は、ブロックチェーン技術を基に作られた一意で
 代替不可能なトークンであり、デジタルコンテンツに対応したNFTを発行する
 ことにより唯一性・真正性を証明できる。
イ PoW(Proof of Work)とは、ブロックチェーン上に新たなトランザクションを
 追加するための合意形成メカニズムの1つで、承認権限を持つ人のコンセンサス
 で決める。
ウ スマートコントラクトは、ブロックチェーン上に保存されたプログラムコード
 のことであり、暗号資産の取引に限定して利用される。
エ ブロックチェーンネットワークでは、パブリック型、コンソーシアム型、プラ
 イベート型のいずれにおいても中央管理者を置くことはない。
オ ブロックチェーンはブロック間のデータの連続性を保証する技術の1つであ
 り、追加されたブロックが前のブロックのナンス値を保持することによって連続
 性が確保されている。


to touren