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第1問(H25)
 業務におけるコンピュータの多岐にわたる利用では、日々発生する様々なデータ
は補助記憶装置に蓄積される。記憶したデータ量が補助記憶装置の記憶容量の許容
限度を超える前に、その適切な増設を行うことが必要になる。
 補助記憶装置の利用に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る用語の組み合わせと
して、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 パーソナルコンピュータ(パソコン)に外部接続して利用する補助記憶装置として
以下のものがある。
 @ □ A □や□ B □をインタフェイスとして利用するハードディスクや
  DVD装置
 A LANに直接接続して利用する□ C □
 Aの補助記憶装置には□ D □を備える必要があるが、@の装置には必要がな
い。

[解答群]
ア A:e-SATA  B:TCP/IP  C:NFS   D:DNS
イ A:e-SATA  B:USB    C:NAS   D:OS
ウ A:IDE    B:USB    C:UPS   D:NFS
エ A:NFS    B:e-SATA  C:DWH   D:NAS
第2問(H25)
 事業所内で利用する情報機器の種類は多様化し、それぞれの特性を生かすオペレ
ーティングシステム(OS)が開発され、それら情報機器に搭載されている。OSに関
する記述として最も適切なものはどれか。

ア Javaはモバイル端末向けのマルチウィンドウ、ネットワーク機能を提供する
 OSである。
イ オープンソースソフトウェアとして提供される、マルチタスク、マルチウィン
 ドウの機能を持つワークステーション用OSもある。
ウ 家電やパソコンの周辺機器などに組み込まれて使用されるOSは、パソコンな
 どの汎用OSを利用したものは無く、その機器ごとに最適なOSが設計され組み
 込まれている。
エ マルチウィンドウやネットワーク機能を利用できるパソコン用のOSは、CPU
 がマルチタスク機能を備えていることが必要で、複数ユーザが利用するためのユ
 ーザ管理を行う必要がある。
第3問(H25)
 スマートフォン、パソコン、メインフレームなど多様な情報機器を有効に連携さ
せてビジネスに利用するケースが増えてきた。それらの機器や連携に関する記述と
して最も適切なものはどれか。

ア スマートフォンで作ったテキストデータはメインフレームでは利用できない。
イ スマートフォンのアプリケーションは、パソコンでも作ることが可能である。
ウ スマートフォンはOSを利用しない。
エ パソコン用のアプリケーションはメインフレームに対して上位互換になってい
 るので、メインフレームでも使うことができる。
第4問(H25)
 Webコンピューティングに使われる言語に関する下記の説明@〜Bと、それら
に該当する言語の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

@ SGMLを元とする言語で、WWWで使用されるハイパーテキストを記述する
 ために用いられる。
A タグと呼ばれる特別な文字列を利用する言語で、ユーザ独自のタグも定義でき
 る。
B UNIX用のテキスト処理言語として開発されたインタプリタ言語である。

[解答群]
ア @:HTML  A:DHTML  B:XBRL
イ @:HTML  A:XML   B:Perl
ウ @:XML   A:DHTML  B:XBRL
エ @:XML   A:HTML   B:Perl
第5問(H25)
 コンピュータを利用して、データ処理を行う手順には、データを配列などに一時
的に記憶させるものがある。
 そのような処理手順に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る用語の組み合わせと
して、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

・納品された商品を倉庫に保管し、早く納品された商品から出荷するためのシュミ
 レーションを行う場合は、配列などで構成した□ A □を利用し処理を行う。
 このような処理手順は□ B □と呼ばれる。
・四則計算の式2×(1+6/3)を、順次処理し計算結果を求める手順では、配列な
 どに構成した□ C □に式の左項から順に2,1,6の値を記憶させ、その
 後、この□ C □から順次6,1,2の値を取り出しながら計算処理を行う。
 このような処理手順は□ D □と呼ばれる。

[解答群]
ア A:キュー   B:FIFO  C:スタック  D:LIFO
イ A:キュー   B:LIFO  C:スタック  D:FIFO
ウ A:スタック  B:FIFO  C:キュー   D:LIFO
エ A:スタック  B:LIFO  C:キュー   D:FIFO
第6問(H25)
 業務に使用する情報処理システムの性能は、その構成方法に影響される。構成方
法の選択においては、機器単体の処理能力で判断するだけではなく、信頼性や保守
性など多面的な観点から性能の評価を行わなければならない。
 情報処理システムの構成方法に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア 集中処理システムに比べてクライアントサーバシステムでは、サーバとクライ
 アントに役割の異なる機能を分担させるので、レスポンスタイムが向上し、信頼
 性も高くなる。
イ 集中処理システムに比べて分散処理システムでは、処理を分割して複数のコン
 ピュータに分配し処理結果を統合する必要があるので、オーバヘッドは減少する
 が、システム全体の故障率は各システムの故障率の和となり信頼性は低下する。
ウ シングルプロセッサの集中処理システムにもう一組の処理システムを追加し、
 デュアルシステムに変更した場合、レスポンスタイムはほぼ半減し、信頼性も高
 くなる。
エ 複数のプロセッサで同時に処理を行うマルチプロセッサによる処理システムで
 は、シングルプロセッサでの処理に比べてスループットが向上し、信頼性も高く
 なる。
第7問(H25)
 会社や商品の紹介、さらに商品のネット上での販売など、自社のWebコンテン
ツ作成の機会が増えている。これらに用いるソフトウェア資源に関する以下の文章
の空欄A〜Dに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から
選べ。

 会社や商品の紹介など、基本的なWebコンテンツを作成する場合も、ページ数
が多くなるとともに、各ページの書式の統一性やデザイン的側面など管理項目が多
くなる。デザイン性の向上や書式の統一性確保のためには、使いやすいユーザイン
タフェイスによってコンテンツ作成が可能な□ A □を利用する。また、新商品
をニュースのような形式で順次告知したいなど、多くのWebページの追加・更新
などを一元管理したい場合は□ B □などが利用できる。
 さらに、商品管理システムと連携した商品販売サイト機能の構築・運用を行いた
い場合は、Webサーバソフトウェア、□ C □、スクリプト言語など複数のソ
フトウェア資源が必要となる。これらが容易に利用できるように、オープンソース
ソフトウェアの□ D □などはそれらをセットにして提供するものである。

[解答群]
ア A:オーサリングツール    B:CMS   C:DBMS   D:LAMP
イ A:コンストラクションツール B:CGI   C:CMS   D:SOAP
ウ A:コンテンツフィルタ    B:SOAP   C:DNS   D:CGI
エ A:マルチメディアツール   B:OHO   C:FTP   D:Ajax
第8問(H25)
 業務の中で発生するデータは多くの場合、データベースによって管理する。デー
タベース全体の構造や仕様を定義するものに、データベーススキーマがある。デー
タベーススキーマの構成の仕方のひとつに、以下の3つの構成要素を用いるものが
ある。

a 外部スキーマ
b 概念スキーマ
c 内部スキーマ

 上記の構成要素の説明を以下に示す。
@ 磁気ディスク装置などへデータを記録する際、どの位置に、どのような物理レ
 コードサイズで記録するかを定義する。
A アプリケーションから利用することを想定したデータベースの仕様で、アプリ
 ケーションからのデータ入力や出力の方法を定義する。
B データの論理構造をデータモデルに従って定義したもので、リレーショナルデ
 ータベースでいえば、関係表の定義を指す。

 データベーススキーマの構成要素a〜cと、その説明@〜Bの組み合わせとし
て、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

[解答群]
ア a:@  b:A  c:B
イ a:A  b:B  c:@
ウ a:B  b:@  c:A
エ a:B  b:A  c:@
第9問(H25)
 リレーショナルデータベースに蓄えられた以下のような商品表がある。この商品
表から、商品区分が筆記具あるいはノートで、販売数量が20以上のデータを抽出
するSQL文の WERE 部の記述として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

商品表
商品名商品区分単価販売数量
鉛筆HB筆記具9020
B5判ノートノート21027
クリアファイルファイル25035
ボールペン筆記具15017
30cmスチール定規定規8505
A4判ノートノート27012
[解答群] ア 販売数量 > 20 OR (商品区分 = '筆記具' OR 商品区分 = 'ノート') イ 販売数量 >= 20 AND 商品区分 = '筆記具' OR 商品区分 = 'ノート' ウ 販売数量 >= 20 AND (商品区分 = '筆記具' AND 商品区分 = 'ノート') エ 販売数量 >= 20 AND (商品区分 = '筆記具' OR 商品区分 = 'ノート')
第10問(H25)
 ISOによって提唱されたネットワーク接続にかかわるモデルをOSI参照モデル
と呼ぶ。OSI参照モデルは、アプリケーション層、プレゼンテーション層、セッシ
ョン層、トランスポート層、ネットワーク層、データリンク層、物理層の7つの層
からなる。ネットワーク接続に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア Bluetooth通信は、データリンク層での接続方式の規定だけを用いて通信を行
 う形式であり、物理層を想定していないため、無線通信が可能となる。
イ TCP/IPにおいて、TCPパケットに発信元のIPアドレスを付けてIPパケッ
 トを作りネットワークに送り出すのは、ネットワーク層に該当する。
ウ TCP/IPは、7つの層のうち、4つの層を規定して通信を行う通信プロトコル
 である。
エ イーサネットの基本仕様は、上位層であるアプリケーション層とプレゼンテー
 ション層の2つの層で規定される。
第11問(H25)
 インターネットが普及した現在、業務の様々な場面で情報資源の所在を確認する
ことやネットワーク機器を識別することが求められる。
 以下のA〜Dの情報資源やネットワーク機器を指示した事例と、その名称の組み
合わせとして。最も適切なものを下記の解答群から選べ。

指示事例
 A http://www.meti.go.jp/
 B meti.go.jp
 C 11:23:33:dd:ee:ff
 D 192.168.0.1

ア A:URL      B:ドメイン名  C:MACアドレス  D:IPアドレス
イ A:URL      B:ホスト名   C:IPアドレス  D:MACアドレス
ウ A:ドメイン名  B:ホスト名   C:ポート番号  D:IPアドレス
エ A:ドメイン名  B:マシン名   C:SSID     D:ポート番号
第12問(H25)
 事務所内において個人所有の情報機器を有効に利用したり、事業所外から会社内
のデータにアクセスして業務を効率的に進めたいとの要望がある。しかし、情報漏
えい、個人情報管理、通信のセキュリティ確保など、問題も多い。
 このような状況における情報機器の利用に関する以下の文章の空欄A〜Dに入る
用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 パソコンなどを利用して事業所外から社内データにアクセスする場合、
□ A □を利用すれば、第三者の侵入や妨害を受けにくくなる。
 個人所有のスマートフォンや□ B □を社内業務に利用する場合、私用情報の
□ C □、業務用アプリケーションやデータの配布・更新・削除などの際の情報
セキュリティ管理、社内情報管理などのために□ D □を利用することが望まし
い。

[解答群]
ア A:ADSL    B:タブレット       C:フォーマット
  D:BYOD
イ A:TCP/IP   B:パソコン        C:消去
  D:ルータ
ウ A:VPN     B:タブレット       C:退避
  D:MDM
エ A:WiFi    B:ハンディターミナル   C:カスタマイズ
  D:ファイアウォール
第13問(H25)
 ある職場では、下図のようなネットワーク構成でインターネットおよび各情報機
器の接続を行っている。今、パソコン1からインターネットに接続ができなくなっ
た。そのときの対応や考え方に関する記述として最も適切なものを下記の解答群か
ら選べ。
13問 接続図
[解答群]
ア インターネットにつながっているブロードバンドルータが原因であるので、そ
 れを交換すれば、インターネットへの接続は復活する。
イ インターネットにつながらなくなったのは、ブロードキャストストームが起こ
 ったことが原因である。
ウ パソコン2からインターネット上にあるサーバなどとの間でパケットのやり取
 りができれば、ブロードバンドルータとインターネットとの接続は正常に機能し
 ている。
エ ブロードバンドルータとインターネットとの接続が正常に機能していないとす
 るならば、ネットワークプリンタも動作しないはずである。
第14問(H25)
 SNSなどの発達によってソーシャルメディアは、個人間の私的な情報交換に利
用されるだけでなく、ビジネスでも多様に利用されつつある。ソーシャルメディア
を利用する上での要点や対処法に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア 個人が開設したブログに社内で起こった出来事を書いたが、社外秘の情報が含
 まれていたので不適切だと分かった。翌日に削除すれば問題はない。
イ 自分の店舗に来た人の名前を、当人の了解を得ずソーシャルメディアに投稿し
 て広告として利用しても、店舗は公共の場所なので問題はない。
ウ ソーシャルメディアに投稿したすべての内容は、一定期間保存された後、新規
 投稿内容で上書きされるので、何を投稿してもよい。
エ 自らがソーシャルメディアを使わなくても、ソーシャルメディアの炎上に巻き
 込まれることがる。
第15問(H25)
 通信技術の高度化と機器のインテリジェント化によって、企業の内外で多様で大
量のデータが蓄積されるようになり、ビッグデータが注目されている。ビッグデー
タに関する記述として最も適切なものはどれか。

ア ビッグデータ活用で発展が期待されている経済産業省の「IT融合新産業」とは、
 IT産業の構造変化によって創出される新ビジネスのことである。
イ ビッグデータ活用の鍵となるC2Cは、インターネットで連結されたデータ通
 信の技術である。
ウ ビッグデータ活用の鍵となるM2Mは、人間と機械との間の自動データ連携の
 技術である。
エ ビッグデータの活用では、業務取引上生成される構造化データだけでなく非構
 造化データも注目されている。
第16問(H25)
 クラウドサービスの活用に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア クラウドサービス事業者がSaaSを提供しているとき、それに必要なサーバを
 自社で持っていない場合がある。
イ クラウドサービス事業者がパスワードリセット機能を提供している場合、ユー
 ザ企業ではクラウドサービスのすべての利用者にその方法を伝えて、パスワード
 を自分で再設定できるようにしておくのがよい。
ウ クラウドサービス事業者がバックアップをアーカイブとして確保しているの
 で、ユーザ企業でバックアップする必要はない。
エ クラウドサービスの稼働率がSLA(Service Level Agreement)で年99.9%以
 上と保証されていれば、不慮のサービス停止の場合でも1時間以内に稼動状態に
 復旧できる。
第17問(H25)
 経済産業省の「IT経営ロードマップ」では、IT経営を実現するための取り組み
を、成功企業の事例を踏まえ、以下に示す「共有化」、「柔軟化」、「見える化」の3つ
に整理している。3つの取り組みの順序として最も適切なものを下記の解答群から
選べ。

「共有化」
 現場で積み上げられた業務や情報の客観的把握の成果を、経営戦略上必要と思わ
れる社内外の関係者間において、いつでも効率的に使えるような環境を作り上げる
こと。
「柔軟化」
 将来予測される外部環境の変化に対して、必要に応じていつでも自社の業務を柔
軟に組み替えられるようにすること、および、社内外の必要な情報を組み合わせて
新たなイノベーションを迅速に創出できるようにすること。
「見える化」
 経営から得られる視点に基づき、現場の課題抽出と解決検討の材料につながるよ
うに、業務や情報を客観的に把握できるようにすること。

[解答群]
ア 共有化  → 柔軟化  → 見える化
イ 柔軟化  → 見える化 → 共有化
ウ 見える化 → 共有化  → 柔軟化
エ 見える化 → 柔軟化  → 共有化
第18問(H25)
 多くの中小企業は今まで多様なシステム化を行ってきたが、そのために多くの課
題が浮上してきている。例えば、システム投資が現行システムのメンテナンス中心
となり、新たなシステム開発に必要となる業務分析のノウハウを失ったり、リレー
ショナルデータベースが複数構築されてその整理がなされなかったりすることがあ
る。それらの課題への対処やシステム開発に関する記述として最も適切なものはど
れか。

ア 現行のシステムがメインフレーム中心のシステムであるならば、クライアント
 サーバシステムに移行すれば、アプリケーションのメンテナンスは不要になる。
イ 多様に構築されたデータベースを有効に利用するには、すべてのデータベース
 を統合してデータウェアハウスを開発し、旧データベースを廃棄する必要があ
 る。
ウ 複数のデータベースを一元化することで検索などが容易になり業務処理のスピ
 ード向上が期待できるが、それにはデータの重複が問題になる。
エ 要求定義とは、現在の業務の流れを抜本的に見直すことである。
第19問(H25)
 ソフトウェアのテスト方法には、ホワイトボックステスト、ブラックボックステ
スト、およびこれらの混合であるグレーボックステストがある。これらのうち、前
2者に関する記述として最も適切なものはどれか。

ア ブラックボックステストでは、すべての場合を網羅した組み合わせテストによ
 っても、すべての組み合わせバグを検出できるとは限らない。
イ ブラックボックステストは、システム仕様の視点からのテストである。
ウ ブラックボックステストは、テスト対象が小さい場合にはホワイトボックステ
 ストよりも効果が高い。
エ ホワイトボックステストは、主にテスト段階の後期に行う。
第20問(H25)
 ある中小企業では社内のIT人材育成の指針として、独立行政法人情報処理推進
機構(IPA)の「共通キャリア・スキルフレームワーク(CCSF)」の適用を考えている。
2012年3月に公開されたその「第一版・追補版」に関する記述として最も適切なも
のはどれか。

ア CCSFが参照する4つのスキル標準を基にして、自社の業務に合わせたスキル
 標準を社内で制定する。
イ CCSFにおけるキャリアとは、システムアーキテクトのような基本戦略系人
 材、ストラテジストのようなソリューション系人材、クリエーターのようなクリ
 エーション系人材の3つの人材類型を指す。
ウ IPAの調査によると、ユーザ企業が利用拡大を考えているITサービスとして
 は、IDCサービスやASPサービスよりも、経営/業務改革コンサルティングや
 システムコンサルティングのほうが多い。
エ 共通キャリア・スキルフレームワークをそのまま適用するのではなく、まず必
 要なタスクからスキルをひも付ける。
第21問(H25)
 ある中小企業では、過去、様々な業務を1台のホストコンピュータで処理する集
中処理システムを構築してきた。それを現在のビジネス環境に適応できるように、
クライアントサーバシステムやクラウドコンピューティングを利用して分散処理す
るシステムに移行したいと考えている。この企業における分散処理システムの導入
の仕方に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 今までの集中処理システムのうち、分散処理システムに移行しやすいアプリケ
 ーションを選択して、分散処理対応アプリケーションを開発し、それを稼動させ
 るとともに、旧システムも復活できるようにしておけば、万が一の不具合にも対
 応できる。
イ 今までの集中処理システムをすべて廃棄し、クライアントサーバシステムに移
 行して、最も良く売れているERPパッケージに置き換えれば、この企業の業務
 は容易に現在のビジネス環境に対応できる。
ウ 今までの集中処理システムを入出力部分とデータ処理部分に切り分け、データ
 処理部分を、アプリケーションごとにクラウドコンピューティングを行う業者に
 移管すれば、業務を中断することなく、現行のシステムを分散処理システムへ円
 滑に移行できる。
エ 集中処理システムから分散処理システムへの移行で大きな問題となるのは、外
 字コードが集中処理システムのアプリケーションの中に埋め込まれてしまってい
 ることである。従って、その外字コードを削除すれば、分散処理対応アプリケー
 ションへの移行は円滑に行うことができる。
第22問(H25)
 経済産業省は、2007年に「IT投資価値評価ガイドライン」の試行版を発表した。
このガイドラインの試行版で述べられている内容は、ITの投資価値評価における
基本的な要件を示していると考えられる。IT投資価値評価の基本的な要件として
最も適切なものはどれか。

ア IT投資価値評価では、IT投資をインフラ型、業務効率型、戦略型の3つのタ
 イプに分けてとらえると評価基準などを設定しやすい。
イ IT投資価値評価は、構想・企画段階で行い、開発完了後には行わない。
ウ IT投資価値評価をする上でのコスト配賦の基準は、取り扱いデータ数だけで
 ある。
エ IT投資価値評価をするには、あくまでも金銭的効果を価値基準とするべきで
 あり、ユーザ満足度などを評価基準に組み入れるべきではない。
第23問(H25)
 組織の情報セキュリティ基準として、「情報セキュリティマネジメントシステム
(ISMS)適合性評価制度」が広く使われている。これに関する記述として最も適切な
ものはどれか。

ア JIS Q 20000-1 適合性に関する制度である。
イ 適合性の認証制度は、「認証機関」、「要員認証機関」、「認定機関」からなる仕組
 みである。
ウ 適合性の認証登録後は、10年ごとに再認証審査を行う。
エ 標準として決められたセキュリティレベルでのシステム運用を求める。
第24問(H25)
 ある工場では、旋盤で切削・研削して、ある製品を出荷している。平均して製品
3,000個に1個の割合で不良品が出る。この製品を1,000個ずつ箱詰めして出荷す
る時、箱に不良品が含まれない確率を求めたい。この計算に最も適切する分布はどれ
か。

ア 指数分布
イ 正規分布
ウ 超幾何分布
エ ポアソン分布
第25問(H25)
 統計的仮説を検定する方法には様々なものがあり、適切に使い分ける必要があ
る。以下の文章の空欄A〜Cに入る用語の組み合わせとして、最も適切なものを下
記の解答群から選べ。

 母分散が未知の2つの母集団の平均の差を検定したい。2つの母集団からそれぞ
れ独立に、十分に大きな数の標本を採取できる場合には、標本平均は正規分布に従
うと考えて、標本の不偏分散を母分散の代わりに使って□ A □を適用できる。
少数の標本しか得られない場合には、母分散の信頼できる推定ができないので、
□ A □を使えない。しかし、2つの母集団が共に正規分布をし分散が等しい場
合には、□ B □が利用できる。その場合、2つの母集団の分散が等しいことを
検定するには、□ C □を利用することができる。

[解答群]
 
F検定t検定z検定
F検定z検定t検定
t検定F検定z検定
z検定t検定F検定