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第1問(H17)
 次の文中の空欄に最も適切な数値はどれか。
 厚生労働省「毎月勤労統計調査年報」に基づいて、2002年における全産業の常用
労働者の平均月間現金給与額を5〜29人規模層と500人以上規模層で比較する
と、約□   □倍の格差がある。

 ア 1.2   イ 1.8   ウ 3.2   エ 4.5
第2問(H17)
 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
 日本銀行「金融経済統計月報」によれば、金融機関の中小企業向け貸出残高の総額
に占める政府系金融機関(中小企業金融公庫、国民生活金融公庫、商工組合中央金
庫)の貸出残高の比率は、2003年に約□ A □%であった。中小企業向け貸出残
高の総額が過去6年間(1998年〜2003年)を通じて□ B □中で、政府系金融機
関の比率は□ C □。

(設問1)
  文中の空欄Aに最も適切な数値はどれか。

 ア 1   イ 5   ウ 10   エ 20
(設問2)
  文中の空欄B、Cに最も適切な語句の組み合わせはどれか。

 ア B:減少している     C:上昇している
 イ B:減少している     C:ほとんど変わらない
 ウ B:増加している     C:低下している
 エ B:ほとんど変わらない  C:上昇している
 オ B:ほとんど変わらない  C:低下している
第3問(H17)
 経済産業省「商業統計表」に基づいて、2001年の卸売業と小売業の従業者1人あ
たり年間販売額を中小企業と大企業で比較した場合に、以下のa、bの記述の正誤
について最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。なお、ここでは、従業者
数100人未満の卸売業事業所および従業者数50人未満の小売業事業所を中小企
業、従業者数100人以上の卸売業事業所および従業者数50人以上の小売業事業所
を大企業とみなす。

 a 卸売業では、大企業の従業者1人あたり年間販売額は、中小企業の従業者1人
  あたり年間販売額の2倍を超える。
 b 小売業では、大企業の従業者1人あたり年間販売額は、中小企業の従業者1人
  あたり年間販売額の2倍を超える。

 [解答群]
 ア a:正 b:正      イ a:正 b:誤	
 ウ a:誤 b:正      エ a:誤 b:誤
第4問(H17)
 長期的な経済構造の変化に関する「ペティ=クラークの法則」の内容として最も適
切なものはどれか。

 ア 経済発展に伴って、消費財生産額に対する生産財生産額の比率が上昇すること
 イ 経済発展に伴って、生産額に占める中小企業の比重が低下すること
 ウ 経済発展に伴って、全就業者数に占める自営業者の比率が低下すること
 エ 経済発展に伴って、全就業者数に占める第3次産業の就業者数の比率が上昇す
  ること
第5問(H17)
 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
 総務省「就業構造基本調査」(2002年)に基づいて、有業者の男女構成比を企業規
模別に見ると、規模の小さい企業ほど女性の比率が高くなる傾向がある。また、女
性の労働力率(人口に対する労働力の比率)を年齢層別に見ると、M字型のカーブを
描くことがよく知られている。このM字型の底になる年齢層は□ A □である
が、その後の年齢層の女性の就業の受け皿となるのは主に中小企業であり、特に
60歳以上の高齢者については□ B □の規模層が主要な就業機会を提供してい
る。なお、30〜50歳代の女性は、同年齢の男性とは異なって、正規の職員・従業
員よりもむしろ□ C □として働くことを希望している。

(設問1)
  文中の空欄Aに最も適切なものはどれか。

 ア 25〜29歳     イ 30〜34歳 
 ウ 35〜39歳     エ 40〜44歳
(設問2)
  文中の空欄Bに最も適切なものはどれか。

 ア 1〜4人     イ 5〜19人	
 ウ 20〜49人     エ 100〜299人	
(設問3)
  文中の空欄Cに最も適切なものはどれか。

 ア 自営業者            イ 内職者
 ウ パート・アルバイトや契約社員  エ 労働者派遣事業所の派遣社員
第6問(H17)
 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
 経済産業省「企業活動基本調査」によれば、@日本側の出資比率が20%以上である
海外現地法人を保有する中小企業の比率は、1992年から2002年にかけて増加傾向
にある。また、経済産業省「海外事業活動基本調査」に基づいて、2001年度におけ
る中小企業の海外現地法人の地域別構成を見ると、最も多いのは□ A □であ
り、□ B □がそれに続く。
 海外直接投資の形態には、自社の出資比率が100%の独資方式と、複数の企業
が出資する合弁方式がある。北米やヨーロッパの現地法人と比べて、A中国や他のア
ジア諸国の現地法人では合弁の割合が高いが、独資の割合が高まる傾向にある。

(設問1)
  文中の下線部@に関して、最も適切なものはどれか。

 ア 海外現地法人を保有する中小企業の比率の上昇傾向は、製造業よりも非製造
  業で顕著である。
 イ 海外現地法人を保有する中小企業の比率は同期間に約4倍に増加し、大企業
  の比率に近い水準になった。
 ウ 海外現地法人を保有する中小企業の比率はとくに1998年以降大きく上昇し
  た。
 エ 海外現地法人を保有する中小企業の比率はほぼ一貫して上昇しており、上昇
  のペースは大企業とほぼ同じである。
(設問2)
  文中の空欄A、Bに最も適切なものの組み合わせはどれか。

 ア A:中国(香港を除く)    B:東南アジア(シンガポールを含む)
 イ A:中国(香港を除く)    B:香港・台湾・韓国(NIEs)		
 ウ A:東南アジア(シンガポールを含む) B:中国(香港を除く)
 エ A:北米・ヨーロッパ     B:東南アジア(シンガポールを含む)
 オ A:香港・台湾・韓国(NIEs)  B:北米・ヨーロッパ	
(設問3)
  文中の下線部Aに関して、近年、中国で独資方式の直接投資の割合が高まって
 いることの理由として、最も不適切なものはどれか。

 ア 外国からの投資の受け入れに関する規制が緩和され、制度の透明化が進ん
  だ。
 イ 現地労働者の低賃金よりも現地の販売市場を目的とする直接投資が増加し
  た。
 ウ 直接投資の増加に伴って、高度の技術やノウハウが伝達されるようになっ
  た。
 エ 直接投資の増加に伴って、現地の商習慣等が理解されるようになった。
第7問(H17)
 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
 大企業と比べて経営資源が量的にも質的にも乏しい中小企業は、一般に競争上不
利であると考えられるが、現実には多くの分野に多数の中小企業が存在している。
このような中小企業の存立は、いくつかの条件に依存している。需要が□ A □
するほど□ B □が働きにくくなり、中小企業が存立しやすくなる。また、経済
環境の変化が大きいほどさまざまな関連業務を□ C □することが不利になり、
大企業の優位性は相対的に□ D □する。

(設問1)
  文中の空欄A、Bに最も適切な語句の組み合わせはどれか。

 ア A:均質化   B:規模の経済    イ A:均質化   B:範囲の経済
 ウ A:不均質化  B:規模の経済    エ A:不均質化  B:範囲の経済
(設問2)
  文中の空欄C、Dに最も適切な語句の組み合わせはどれか。

 ア C:外部化  D:上 昇   イ C:外部化  D:低 下
 ウ C:内部化  D:上 昇   エ C:内部化  D:低 下
第8問(H17)
 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
 中小小売業の多くは、商店街という商業集積の中に立地している。このような商
業集積が成立する理由を、消費者の購買行動から考えてみよう。
 第一の理由は、消費者の多目的購買行動である。消費者は通常、一度買い物に出
ると、ひとつの商品しか購入しないことはまれであり、ついでに他の商品を一緒に
購入することが多い。このような購買行動を考慮すると、商店は離れた場所でばら
ばらに営業するよりも集積して立地するほうが有利である。
 もうひとつの理由は、消費者の比較購買行動である。消費者は、商品の価格や品
質等について十分な情報を持っていない状況では、いくつかの店を回って商品の価
格や品質等を比較した上で購入を決定する。このような行動には、自分の最も気に
入った商品を最も安い価格で入手できるというメリットがあるが、そのために
□ A □を負担しなければならないというデメリットもある。この点を考慮する
と、商店が集積して立地すれば□ A □が節約されるため、□ B □ことがで
きる。

(設問1)
  文中の空欄Aに最も適切なものはどれか。

 ア 機会費用  イ 固定費用  ウ 探索費用  エ 埋没費用
(設問2)
  文中の空欄Bに最も適切なものはどれか。

 ア 商品の品揃えをよくする  イ 商品をより安価に提供する
 ウ 販売経費を削減する    エ より遠方からより多くの消費者を集める
第9問(H17)
 次の文中の空欄A〜Cに最も適切な語句の組み合わせを下記の解答群から選べ。
 小売業の機能は、基本的機能と補完的機能に区別することができる。基本的機能
は、消費者の□ A □ニーズを充足する商品の品揃えとサービスを提供する機能
である。補完的機能は、□ A □ニーズを超えて、より多様化されたニーズを充
足し、より高品質な商品を提供し、また配達やアフターサービス、商品情報の提供
などきめ細かなサービスを提供する機能である。一般的に見ると、大型店が主に
□ B □に対する小売業態であるのに対して、中小小売業には□ C □を果
たすことが期待されている。

 [解答群]
 ア A:個別で多様化された   B:基本的機能   C:補完的機能
 イ A:個別で多様化された   B:補完的機能   C:基本的機能
 ウ A:最大公約数的な     B:基本的機能   C:補完的機能
 エ A:最大公約数的な     B:補完的機能   C:基本的機能
第10問(H17)
 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
 特許は、技術革新の成果を発明者が一時的に専有することを認め、研究開発に対
するインセンティブを高める効果を持つ。@最近は、中小企業においても特許を取
得・活用することが重視されるようになってきた。しかし、特許の取得と維持には
費用もかかり、また特許出願のデメリットもあるので、A技術革新の成果を特許出願
することが中小企業にとって常に得策であるとは限らない。

(設問1)
  特許の取得や活用が最も多く見られる分野は製造業であるが、文中の下線部@
 に関して、製造業の大企業だけでなく中小企業でも特許戦略が重視されるように
 なった理由として最も適切なものの組み合わせを、下記の解答群から選べ。

 a 熟練技術の継承問題の深刻化
 b 経済のグローバル化の進展
 c 多品種少量生産の進展
 d 脱下請化の進展

 [解答群]
  ア aとb    イ aとc    ウ bとc  
  エ bとd    オ cとd
(設問2)
  文中の下線部Aに関する以下の記述のうち、一般的に見て最も不適切なものは
 どれか。

 ア 学習効果(経験効果)が強く働く分野の技術成果は、特許出願されにくい。
 イ 技術進歩が早く、基幹的技術が変化しやすい分野の技術成果は、特許出願さ
  れにくい。
 ウ 生産の準備に時間のかかる製品に関わる技術成果は、特許出願されにくい。
 エ 製品のライフサイクルが短い分野の技術成果は、特許出願されにくい。
 オ プロセス・イノベーションの成果と比べてプロダクト・イノベーションの成
  果は特許出願されにくい。
第11問(H17)
 近年、産業集積地の企業の取引関係が広域化し、より遠隔の地域の企業との取引
が増加傾向にある。その理由として最も適切なものの組み合わせを下記の解答群か
ら選べ。

 a 企業間のフェイス・ツー・フェイスのコミュニケーションの重要性が低下した
  こと
 b 地域内で必要な人材や技術を確保しにくくなったこと
 c 地域内の関連業種の企業が減少したこと
 d 地域内の企業関競争が激しくなったこと
 e 通信・輸送費用が低下したこと

 [解答群]
  ア aとbとc    イ aとbとd    ウ aとdとe  
  エ bとcとe    オ cとdとe
第12問(H17)
 経済産業省「工業統計表」に基づいて、製造業の産業集積地とその他の地域で製造
業事業所の1995年から2000年までの各年の開業率と廃業率を比較した場合に、最
も適切な記述はどれか。なお、ここでは全産業事業所数に対する製造業事業所数の
割合が全国平均以上で、製造業事業所が300以上ある市区を産業集積地とみなし、
従業者数4人以上の事業所のみを対象とする。

 ア 産業集積地のほうが開業率は高いが廃業率は低い。
 イ 産業集積地のほうが開業率は高く、廃業率も高い。
 ウ 産業集積地のほうが開業率は低いが廃業率は高い。
 エ 産業集積地のほうが開業率は低く、廃業率も低い。
第13問(H17)
 現行の中小企業基本法に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記
の解答群から選べ。

 a 経営資源の確保が特に困難であることが多い「小規模企業への配慮」を図るとし
  ている。
 b 中小企業施策の目標として、「生産性及び取引条件の向上」をあげている。
 c 中小企業を「市場における競争を促進する存在」ととらえている。
 d 中小企業施策の目標として、「中小企業の従事者の経済的社会的地位の向上」を
  あげている。

 [解答群]
  ア aとb  イ aとc  ウ bとc  エ bとd  オ cとd
第14問(H17)
 次の文中の空欄A、Bに入る最も適切なものの組み合わせはどれか。
 現行の中小企業基本法は、その政策理念として「□ A □中小企業の
□ B □成長発展」を提示している。

 ア A:意欲ある	B:自助努力による
 イ A:意欲ある	B:多様で活力ある
 ウ A:独立した	B:自助努力による
 エ A:独立した	B:多様で活力ある
第15問(H17)
 現行の中小企業基本法における小規模企業者の定義に当てはまるものはどれか。

 ア 常時使用する従業員の数が6人の個人の卸売業者
 イ 常時使用する従業員の数が6人、資本金500万円のサービス業で、企業形態は
  有限会社
 ウ 常時使用する従業員の数が8人、資本金1,000万円の小売業で、企業形態は株
  式会社
 エ 常時使用する従業員の数が18人、資本金2,000万円の製造業で、企業形態は
  株式会社
 オ 常時使用する従業員の数が26人の個人の製造業者
第16問(H17)
 現行の中小企業基本法に規定されている中小企業施策の基本方針として、最も適
切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

 a 経営の革新及び創業の促進
 b 経済的社会的環境の変化への適応の円滑化
 c 事業活動の機会の適正な確保
 d 中小企業の企業規模の適正化
 e 中小企業の経営基盤の強化
 f 取引条件に関する不利の補正

 [解答群]
  ア aとbとe    イ aとbとf    ウ aとcとd  
  エ bとcとf    オ cとdとe
第17問(H17)
 次のa〜cの中小企業に関する法律について、制定が古いものから順に正しく配
列したものを下記の解答群から選べ。

 a 中小企業経営革新支援法
 b 中小企業団体の組織に関する法律
 c 下請中小企業振興法

 [解答群]
  ア a−b−c    イ a−c−b    ウ b−c−a
  エ c−a−b    オ c−b−a
第18問(H17)
 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
 中小企業者は税制上のさまざまな特別措置が受けられる。中小法人については、
法人税について軽減税率(所得□ A □万円まで□ B □%)が適用されている
のをはじめ、交際費の一部(年□ C □万円までの交際費支出のうち□ D □
割まで)損金算入制度が講じられている。

(設問1)
  文中の下線部に該当する中小法人について、その正誤の組み合わせとして最も
 適切なものを下記の解答群から選べ。

 a 資本金1億円、従業者数100人の卸売業者
 b 資本金2億円、従業者数50人の製造業者
 c 資本金8千万円、従業者数60人の小売業者
 d 資本金5千万円、従業者数30人のサービス業者

 [解答群]
  ア a:正  b:正  c:誤  d:正
  イ a:正  b:誤  c:正  d:正
  ウ a:正  b:誤  c:誤  d:誤
  エ a:誤  b:正  c:誤  d:誤
  オ a:誤  b:誤  c:誤  d:正
(設問2)
  文中の空欄A、Bに入る数字の組み合わせとして最も適切なもはどれか。
 ア A:600  B:22   イ A:600  B:25
 ウ A:800  B:22   エ A:800  B:25
(設問3)
  文中の空欄C、Dに入る数字の組み合わせとして最も適切なもはどれか。
 ア C:300  D:8   イ C:300  D:9
 ウ C:400  D:8   エ C:400  D:9
第19問(H17)
 小規模企業共済制度に関する記述として、最も適切なものの組み合わせを下記の
解答群から選べ。

 a 加入のためには、1年以上継続して事業を行っていることが必要である。
 b 事業に従事する組合員の数が20人以下の企業組合の役員は、加入対象とな
  る。
 c その年に納付した掛金は、その年分の総所得金額から全額所得控除できる。
 d 取引先企業の倒産による連鎖倒産を防止するため、共済金の貸付が受けられる
  制度である。

 [解答群]
  ア aとb  イ aとc  ウ bとc  エ bとd  オ cとd
第20問(H17)
 下記の組合制度のうち、株式会社や有限会社への組織変更が可能なものはどれ
か。その正誤の組み合わせとして最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 a 企業組合
 b 事業協同組合
 c 商工組合
 d 信用協同組合

 [解答群]
  ア a:正  b:正  c:正  d:誤
  イ a:正  b:正  c:誤  d:誤
  ウ a:誤  b:正  c:正  d:誤
  エ a:誤  b:誤  c:正  d:正
  オ a:誤  b:誤  c:誤  d:正
第21問(H17)
 取引銀行の貸出態度が変化し、以前のような借入れが困難になってきたA社は、
仕入先への支払のため売掛債権の現金化を希望している。A社の相談を受けた中小
企業診断士のB氏は、「売掛債権担保融資保証制度」を紹介することとした。このと
きのB氏の説明として、最も不適切なものはどれか。

 ア 売掛債権の額面そのままの金額で借入れを受けることができます。
 イ 売掛債権の譲渡は、第三者への対抗措置が必要です。
 ウ 売掛先である企業から、適切な理解と協力を得ることが重要です。
 エ 法人代表者以外の保証人は徴求しません。
第22問(H17)
 家族2人で飲食店を営むA氏から中小企業診断士のB氏に対して、「経営改善を
図るための融資制度を教えて欲しい」との相談があった。B氏は「小企業等経営改善
資金融資制度」を紹介することとした。A氏に対する説明として最も適切なものの
組み合わせを下記の解答群から選べ。

 a Aさんは、運転資金と設備資金の利用が可能です。
 b Aさんは、この地区で1年以上事業を行っていますので、融資要件に該当しま
  す。
 c Aさんは、商工会の経営指導員の経営指導を8カ月前から受けていますので、
  融資要件に該当します。
 d 申し込みは、国民生活金融公庫で行います。

 [解答群]
  ア aとb  イ aとc  ウ bとc  エ bとd  オ cとd
第23問(H17)
 ベンチャー企業のA社は新事業の展開に当たって、大企業での豊富な経験を持つ
OBからのアドバイスを受けたいと考えている。A社の顧問である中小企業診断士
のB氏は「企業等OB人材を活用した中小・ベンチャー企業支援」を紹介することと
した。B氏の説明として最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

 a OB人材の情報については、各都道府県において地域中小企業支援センターが
  提供しています。
 b OB人材の情報については、中小企業施策のポータルサイト(J-Net21)で公開
  されています。
 c OB人材の派遣の申し込みは、事業所の所在する都道府県等中小企業支援セン
  ターで行います。
 d 各都道府県ごとに商工会議所が中心となって、中小企業を支援するOB人材の
  発掘をしています。

 [解答群]
  ア aとb  イ aとc  ウ bとc  エ bとd  オ cとd
第24問(H17)
 JAPANブランド育成支援事業に関する記述として、最も適切なものはどれか。

 ア 商工会議所・商工会等が地域内の小規模事業者等のコーディネートを行う。
 イ 地域経済を支える「産地」等の中小企業・組合が対象となる。
 ウ 独立行政法人中小企業基盤整備機構が中小企業等の支援を行う。
 エ 日本貿易振興機構(ジェトロ)が専門家を派遣する。
第25問(H17)
 人材投資促進税制に関する記述として、最も適切なものはどれか。

 ア 基準額以上の教育訓練費を支出した中小法人に関して、10万円の所得控除が
  適用される。
 イ 減税措置を受けるためには、教育訓練費を前2事業年度の平均額より増加させ
  る必要がある。
 ウ 白色申告書を提出し、教育訓練を行った個人事業者は対象となる。
 エ 役員・個人事業主本人に対する教育訓練費も対象となる。
第26問(H17)
 「スタートアップ支援事業(中小企業・ベンチャー挑戦支援事業)」に関する記述と
して、最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

 a 支援対象は、これから創業しようとする個人である。
 b 実用化研究開発、事業化活動に要する経費の一部を補助する。
 c ビジネスプランの具体化・実用化に向けたコンサルティングを実施する。
 d 都道府県に対し、新規事業計画等を提出し応募する。

 [解答群]
  ア aとb  イ aとc  ウ bとc  エ bとd  オ cとd
第27問(H17)
 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
 @中小企業新事業活動促進法では、新たな事業の実現をバックアップするために、
「創業」の支援、「経営革新」の支援、「A新連携」の支援、□ A □、□ B □、の
5つの主な支援策がある。

(設問1)
  文中の空欄A、Bに入る最も適切なものの組み合わせはどれか。
 ア A:技術革新の支援   B:海外展開の支援
 イ A:技術革新の支援   B:地域における支援
 ウ A:人材の支援     B:海外展開の支援
 エ A:人材の支援     B:地域における支援
(設問2)
  文中の下線部@の支援対象に関する記述として、最も不適切なものはどれか。

 ア 経営革新に取り組む組合は、「経営革新」支援の対象となる。
 イ 経営効率化のための同業者2社以上の連携は、「新連載」支援の対象となる。
 ウ 創業5年未満の中小企業者は、「創業」支援の対象となる。
 エ 創業しようとしている個人は、「創業」支援の対象となる。
(設問3)
  文中の下線部Aに関連して設置された新連携支援地域戦略会議に関する記述と
 して、最も適切なものはどれか。

 ア シニアアドバイザーを中核とし、中小企業診断士、公認会計士等で構成され
  る個別チームを編成し、支援を行う。
 イ 都道府県ごとに設置されている。
 ウ 連携事業の内容を審査し、補助金の交付対象を決定する。
 エ 連携体の運営方法(規約作成、工程管理など)のアドバイスを行う。
第28問(H17)
 セーフティネット貸付制度の「経営環境変化対応資金」に関する記述として、最も
適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。

 a 貸付期間は、運転資金が5年以内、設備資金が15年以内である。
 b 金融機関との取引状況の変化により影響を受けている中小企業のために、無担
  保で融資を行う。
 c 中小企業金融公庫、国民生活金融公庫、商工組合中央金庫のいずれも取り扱っ
  ている。
 d 中長期的にはその業況が回復することが見込まれる中小企業者が対象となる。

 [解答群]
  ア aとb  イ aとc  ウ bとc  エ bとd  オ cとd
第29問(H17)
 経営診断の依頼は、通常、経営者からなされ、改善すべき課題が提示されること
が一般的である。
 しかし、このとき、企業経営を向上させるためには、より効果的な診断テーマの
設定も重要である。次の見解の中で中小企業診断士が重要な経営課題を把握するた
めに、最も不適切なものはどれか。

 ア 経営者の認識する課題を、企業が抱えている本質的な課題として把握する。
 イ 経営者や経営幹部へのヒアリングによって課題を把握する。
 ウ 現場をよく観察することと、観察した結果を定量的に表現することにより課題
  を把握する。
 エ 同業他社との経営を比較して課題を把握する。
 オ 取引先の苦情や不良品の発生など、現在起きている問題の要因を調査して課題
  を把握する。
第30問(H17)
 経営診断における改善案の作成は、診断の結果が問われるポイントであり、依頼
者に対して説得力のあるものであることが重要である。中小企業診断士が改善案を
提案する際、最も不適切なものはどれか。

 ア 企業の過去にとらわれない思い切った改善提案
 イ 受診企業の受け入れやすさに重点をおき、経営者の意向に沿った改善提案
 ウ 受診企業の経営管理レベルや経営者の意欲も考慮した、具体的で現実的な改善
  提案
 エ 理論的に裏付けられた改善提案
第31問(H17)
 経営環境の変化に適応することが、企業の成長と繁栄を続けていくためのポイン
トだといわれている。そこで、中小企業の経営診断に従事する者の行動として、最
も不適切なものはどれか。

 ア 国内外の経営改善のスキルを吸収しマスターして、経営診断に生かす。
 イ 受発注や人材の仲介など具体的なメリットを受診企業に提供することに重点を
  置く。
 ウ 文献や情報誌で多くの知識を身につけ、受診企業の課題と結びつけてアドバイ
  スする。
 エ 豊富な実体験と高い見識に基づいて、受診企業に経営革新の方向性を示す。
 オ 見本市などを常に観察し情報をキャッチして、先進的な情報を受診企業に提供
  する。
第32問(H17)
 次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。
 毎年10月になると年末資金の不足が予測され、資金手当てのために早めに銀行
に借り入れを依頼する、というA社の経営診断を行うことになった。A社は洗剤、
トイレタリー商品など日用雑貨品を扱う中小問屋であり、取扱商品は約5,000種、
年商30億円、地場の中小商店を中心に得意先約300社、社員数20人で、創業40
年を越える企業である。
 近年、取扱商品を積極的に増やしているものの、売上高はここ数年伸び悩んでい
る。また、取引先1件あたりの売上高は減少傾向で、懸命に新規開拓を行っている
が、取引金額は小口化傾向にある。取扱商品の増加に伴って仕入先も増える傾向に
あるが、取引額が小さいため価格交渉ではかなり苦労している。
 季節商品や贈答用セット商品など、取り扱う日用雑貨品の品種は増大の一途であ
り、棚札管理を行っている倉庫の在庫管理がついていけない。このため、ピッキン
グにはかなりの時間を要することもある。月次の帳簿上の在庫は把握できているも
のの、商品アイテム別管理データは100ページにも及び、在庫の動きが的確に把握
されていない。

(設問1)
  毎年末に繰り返される資金不足を回避するための基本的な対策を、中小企業診
 断士は求められた。A社がおかれている状況からみて今後、年末の資金繰りを容
 易にするための対策として、最も適切なものはどれか。

 ア 売掛金による信用取引を拡大して、新規開拓をさらに進める。
 イ 商品在庫を削減するため、先入れ先出しを徹底して行う。
 ウ すべての仕入先に対して代金の支払サイトを長期化する。
 エ 倉庫の在庫商品を詳細に分析してデッドストックを処分し、動きのある商品
  在庫に絞り込んだ購買管理に取り組む。

(設問2)
  A社は売上高が長期低落傾向にあるため、とくに地場商店街の得意先に対して
 経営支援対策を行うことで売上の拡大を図ろうと考えている。A社が検討してい
 る次のような支援策に対して、中小企業診断士は意見を求められた。このなかで
 最も不適切なものはどれか。

 ア 売れ筋商品情報や、売上が増大している成長店などの情報を得意先に提供す
  る。
 イ 得意先に対して、量販店よりも低価格で販売できるように卸売価格を引き下
  げる。
 ウ 得意先の経営者に対して、経営の研修会を定期的に開催する。
 エ 得意先の販売促進や広告活動に対する支援を行う。
第33問(H17)
 次に示すカウンセリングの初回面接についての説明において、最も適切な用語の
組み合わせを下記の解答群から選べ。

 一般に、初回面接では、クライアントの□ A □と問題の経過、問題解決の試
み、受け止め方、従業員や家族との葛藤などが明確になり、カウンセリングの目標
が□ B □されて、カウンセリングという継続面接の□ C □が交わされる。
クライアントには、カウンセリングを受ける□ D □がある程度できており、ま
た、カウンセリングを実施する側では、仮説的ではあるが、援助の目的が立てら
れ、援助の用意ができている。

[解答群]
 ア A:課 題   B:構造化   C:計 画   D:目 標
 イ A:主 訴   B:共 有   C:契 約   D:動機づけ
 ウ A:症 状   B:設 定   C:対 応   D:受 容
 エ A:問 題   B:明確化   C:約 束   D:目 標
第34問(H17)
 クライアント中心療法のカール・ロジャーズは、健康な人格を「十分に機能して
いる人間」という言葉によって描き出している。その説明として最も適切なものは
どれか。

 ア クライアント中心療法の治療到達点を意味している。
 イ クライアント中心療法の理想的人格像を意味している。
 ウ 固定することなく、絶えず変化する柔軟な状態を意味している。
 エ 固定的であって、社会機能を十分発揮している状態を意味している。
第35問(H17)
 カウンセリングの基本的姿勢として、共感的理解がある。その説明として最も適
切なものはどれか。

 ア あたかも自分自身の結果のように同情する。
 イ あたかも自分自身の状況のように感情移入する。
 ウ あたかも自分自身の世界のように感じる。
 エ あたかも自分自身の体験のように同感する。
第36問(H17)
 A社は、創業20年を迎え、業容としてはベビー用品の製造販売を行っている、
従業員100名の企業である。工場を所有しており、2交代制の稼働で運営してい
る。ベビー用品は、主力商品としてマグカップを扱っており、それ以外にはベビー
用食器などを取り扱っている。実際に工場で製造しているのは、オリジナルデザイ
ンのマグカップである。
 最近、A社の売り上げが徐々に減少してきた。その理由として、大手メーカー
が、子供の成長に合わせた利用方法ができる、つまり、ほ乳瓶とマグカップの2つ
の機能性を保有したマグカップを市場に投入したこと、A社の商品のデザインが古
いこと、安価な外国製品が出回っていること、などが挙げられる。
 このままでは、従業員に対して十分な給与を支払えるだけの売り上げを確保する
ことができないことは、明らかな状況になってきていた。
 会社の雰囲気はとても家庭的で、過去における経営の危機も人員整理など一切せ
ずに乗り切ってきたため、今回も社長のB氏は同様に考えていた。このような状況
の中、B社長は、商社を通じて有名キャラクターの使用権取得に動いていた。ま
た、安全性の高い、環境に配慮した材料での商品開発を進めていた。それらがほぼ
可能になった段階で、B社長は、今後の方策を中小企業診断士に相談することにし
た。
 相談を受けた中小企業診断士が実行するコーチングとして、最も不適切なものは
どれか
 ア 次のように、GROWモデルを活用した。
   「社長としては、売り上げを確保し、今回も人員整理をしたくないというお考
  えなのですね。ここで、現状を整理してみませんか。」
 イ 次のように、肯定的質問により社長の考えを引き出した。
   「商品開発をうまく進めるためには、社長としてはどの点が重要だとお考えで
  すか。」
 ウ 次のように、助言をした。
   「私は過去の経験から人員整理をすべきと診断します。パート社員の減員を助
  言します。」
 エ 次のように、要約と整理をした。
   「大変貴重なお話をありがとうございます。つまりは、新しい素材を使い、安
  全、環境に配慮した商品開発をされたいということですね。」
第37問(H17)
 一般的なコーチングの考え方として、最も適切なものはどれか。

 ア コーチングは意見を引き出す手法であり、アウェアネス(気づき、自覚)を促進
  する手法ではない。
 イ コーチングはゴールを明確にし、支援する手法であり、ゴールを定型モデルに
  より診断する方法ではない。
 ウ コーチングは上司が部下に使う手法であり、クロスファンクショナル組織など
  のリーダーがメンバーに使う手法ではない。
 エ コーチングは診断と助言の手法であり、動機付けし、行動を促進する手法では
  ない。